6月20日、金光教館イーストホールで輔教集会を開催し、71人(うちオンライン33人)が参加した。
講師の阪本正雄氏(東京・中野)は「人の幸せ(助かり)をわが喜びとする―ご神縁への感謝と報恩―」と題して、次のように語った。
「私は兵庫県出身で未信奉者の家庭で育った。中学1年生の時に宝塚教会のフォーゲル隊に声をかけられたことが入信のきっかけになった。その日のうちに教会に参拝し、その後、中学、高校とフォーゲル活動に打ち込んだ。金光教を強く意識するようになったのは高校生の頃だ。両親が親戚から他宗教に誘われたことで、両親はその宗教を信仰することになった。私も誘われたが、フォーゲルで同年代の仲間ができたこともあって、金光教から離れることはなかった。しかし、親子で信仰する宗教が違うことが大きな悩みとなり、高校2年生の時に四代金光様へお届けした。四代様は『山に登るのにもいろいろな道があって、どの道でも幸せという頂上に通じている。あなたは両親と宗教が違うと言うが、両親はあなたの幸せを願っておられるはずです。あなたはあなたの道で両親の立ち行きを願っていきなさい』とご理解くださった。このことで私の気持ちが救われ、両親のことを素直に願っていけるようになった。
信心の稽古には実践が大切だと思っている。私は、全国信徒会で取り組む、30日信行の期間だけでも教会に毎日参拝できるようにと願いを立て、電車の定期券を買った。また、昨年12月にご本部の修徳殿で行われた輔教入殿の際、懇談の場で信心の継承について相談したところ、輔導の先生は『現代社会において非常に難しい問題であるが、願いを持ち続けることが何より大事』と私の心に優しく寄り添って答えてくださった。よく祖父母が孫を連れて教会に参拝するという話を聞くが、その間には息子や娘がおり、理解を得ないといけない。私から始まった信心を強制せず、継承の願いを持ち続けたい」
参加者からは「輔教としての心構えや信心への取り組み方を学び直させていただいた」「ボランティア活動やさまざまな活動に参加しながら、修徳殿入殿をとおして信心を求められる姿勢が素晴らしい」「信心の稽古には実践が大切という言葉が印象に残った」という感想があった。